京都府の洛東にある真如堂ですが、永観堂から歩いて15分ほどの場所にある天台宗のお寺で、「うなずきの阿弥陀」と呼ばれる本尊の阿弥陀如来は、特に女性にご利益があるとのことです。
また、紅葉も美しく、見頃となる11月中旬から12月上旬にかけては、三重塔とモミジの取り合わせが絵になっており、イチョウの黄色とのコントラストも一見の価値ありです。
そこで今回は、「真如堂の紅葉2022見頃の時期や混雑は?アクセスや駐車場も解説!」と題して、真如堂の
・例年の紅葉の色づきはじめの時期や見頃時期、混雑時期
・統計からの2022年の6~7分以上が紅葉する可能性が高い期間
・拝観時間や場所などの詳細
・周辺の駐車場情報やアクセス
を紹介していきたいと思います。
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真如堂の紅葉の見頃時期や混雑状況は?
見頃の時期は?
さて、まず真如堂の紅葉の見頃の時期について、ご紹介します。
見頃の時期については、
・例年通りであれば11月中旬~12月上旬が見頃
・色づきはじめは11月上旬頃
となります。
次に、これまでの紅葉の状況についてご紹介しておきます。
ツイッターや紅葉の状況を示しているサイトなどで過去3年分の紅葉状況を調査してみましたが、
・2021年は11月17日~12月4日
・2020年は11月14日~12月9日
・2019年は11月22日~12月14日
までが6分~7分以上が紅葉し、特に見頃という投稿や写真が多くありました。
そのため、重複する期間が見頃となる可能性が高いと考えられることから、2022年について統計的には、
・11月22日~12月4日
が6~7分以上が紅葉する見頃時期となる可能性が一番高いでしょう。
他の紅葉スポットと違い、本堂裏の「散り紅葉」などスポットによって見頃のピークは違うため、12月上旬までの長い期間紅葉は楽しめます。
真如堂の紅葉する木の種類ですが、カエデ、モミジ、イチョウ、ハナノキなどが主となります。
ちなみに紅葉の見頃が年によって違いがあるのは、秋に入ってからの気温が原因です。
紅葉というのは、朝の最低気温が8度あたりを下回る日があってからしばらくして色付き出します。
そのため、「夏が暑かった」「夏は暑い日がさほどなかった」などは関係なく、秋に入ってからの気温で決まるため、見頃時期前の気温を確認することで、例年より早いか、それとも遅いか、例年並みかを予想することができます。
真如堂の紅葉も見頃、上を見ながら歩く人の流れもまた京都の街のいい景色だなあと思います。
工房の12月の営業日を少し変更させていただきました。詳細はweb(https://t.co/PycBV15Rhu)にてどうぞ。 pic.twitter.com/eadlv9kKux
— 酒器 今宵堂 (@koyoido) November 22, 2021
昼食の後は #真如堂 へ
境内は落葉が進んでいますが、東側の山門の付近はまだまだ見頃でした#びわカン放送1000回 #BANRI#京都 #紅葉 pic.twitter.com/lUAx8tL9c6— たけし (@BahnLoko) December 4, 2021
真如堂は見頃が長い!
真如堂の紅葉ですが、実は他の紅葉スポットと比べて見頃が1~2週間くらい長いのです。
「ん?見頃は1週間~10日くらいでは?」と思う方がいらっしゃるかと思いますが、見頃の期間で示している通り、2~3週間くらいありますよね?
何故かというと、見る場所によって紅葉する時期が違うのです。
表側と呼ばれる「総門」や「三重塔」は見頃が早く、「鐘楼より奥」の裏側は見頃が遅いです。
そのため、長く紅葉を楽しむ事ができるんですね。
混雑状況は?
次に真如堂の紅葉の混雑状況についてですが、
・11月中旬から11月下旬の週末が多め
・時間帯としては11時~15時
毎年多くの人が紅葉を見るために拝観に訪れますが、京都の数あるお寺や神社の中でもかなり穴場的なスポットになります。
そのため、11月中旬から11月下旬頃の週末昼頃がピークを迎えますが、ここ数年のツイッターやFacebookを確認してもそこまで混雑はしていない様子でした。
おそらく、真如堂から徒歩15分と近くにあり、紅葉の名所として知られる永観堂の方に人が集まっているのではないかと思います。
2022年のカレンダーで確認すると、23日、26日、27日の11時~15時が人が集まりやすいと考えられますので、念のため注意してください。
真如堂の紅葉の駐車場やアクセス、拝観時間や料金は?
駐車場について
真如堂の周辺には駐車場がありますので、ご紹介します。
三井のリパーク 真正極楽寺真如堂駐車場
住所 | 〒606-8414 京都府京都市左京区浄土寺真如町82 |
---|---|
営業時間 | 24時間 |
収容台数 | 17台 |
料金 | 全日 8:00~20:00 30分200円 20:00~8:00 60分 100円 最大料金 月~金 8:00~20:00 800円 土日祝日 8:00~20:00 1200円 夜間最大料金 全日 20:00~8:00 200円 |
距離 | 真如堂(総門)まですぐ |
マップコード![]() | 7 679 206*30 |
真如堂から一番近い駐車場となります。
収容台数が17台となっていますが、紅葉のシーズンでもあまり混雑しないとはいえ、駐車場は混雑が予想されますので、出来る限りピークの時間帯を避ける方が無難です。
ブーブーパーク浄土寺真如町第1駐車場、第2駐車場
第1駐車場
第2駐車場
住所 | 第1駐車場:〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町11番地 第2駐車場:〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町(第1駐車場南隣) |
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営業時間 | 24時間 |
収容台数 | 第1駐車場21台、第2駐車場5台 |
料金 | 全日 8:00~20:00 30分200円 20:00~8:00 60分 100円 最大料金 月~金 8:00~20:00 1000円 土日祝日 8:00~20:00 1500円 夜間最大料金 全日 20:00~8:00 300円 (第1、第2駐車場とも同金額) |
距離 | 真如堂(総門)まで徒歩約1分(第1、第2駐車場とも) |
マップコード![]() | 第1駐車場:7 679 175*36 第2駐車場:7 679 174*11 |
三井のリパークの次に真如堂から近い駐車場となります。
こちらも合計26台の収容台数となっていますが、紅葉のシーズンでもあまり混雑しないとはいえ、駐車場は混雑が予想されますので、出来る限りピークの時間帯を避ける方が無難です。
アクセスは?
真如堂までのアクセスは下記の通りとなります。
真如堂
住所:〒606-8414 京都府京都市左京区浄土寺真如町82
車の場合
大阪方面から
(阪神高速13号東大阪線) → 門真JCT → (第二京阪自動車道) → 鴨川東IC・新十条通 → 下道
所用時間:約1時間
名古屋(愛知)方面から
(名古屋高速2号東山線・5号万場線) → (東名阪自動車道)→ 四日市JCT → (新名神高速)→ 草津JCT → (名神高速西宮線) → 京都東IC → 下道
所用時間:約2時間10分
電車の場合
JR京都駅下車、市バス約30分、真如堂前または錦林車庫前下車後、徒歩約8分
(真如堂前は急な上り坂のため、錦林車庫前下車がおすすめです)
拝観時間や料金は?
真如堂の拝観時間や拝観料は以下の通りとなります。
【拝観時間】9:00~16:00(受付は15:45まで)
【拝観料】通常期 大人500円、中学生400円
特別拝観 大人1000円 中学生 900円
(11月1日〜12月6日)(参考:2020年)
まとめ
ということで、「真如堂の紅葉2022見頃の時期や混雑状況は?駐車場やアクセスも解説」と題してご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
内容をまとめておきますと、
- 真如堂の紅葉の見頃は例年通りであれば11月中旬~12月上旬が見頃
- 過去3年の重複した期間でみると統計的には2022年は11月22日~12月4日が6~7分以上が紅葉する可能性が高い。
- 11月中旬から11月下旬の週末、時間帯としては11時~15時が人が多い予想だが、ここ2年の調査ではそこまで混雑していない
- 近隣駐車場の収容台数が合計約40台程度のため、駐車場の混雑には注意が必要
ということでしたね?
秋はまだ、新型コロナウイルスの影響はあると思いますので、拝観に関する最新の情報を確認してください。
新型コロナウイルス感染予防のための対策はしっかりとっていただきながら、楽しむようにしてくださいね。