兵庫県丹波市の高源寺は紅葉の名所として知られており、特に秋は大勢の参拝客で賑わいます。
そのなかでも、開山の遠谿祖雄禅師が鎌倉時代に中国天目山より持ち帰った「天目カエデ」が有名です。天目カエデ独特の垂れる枝の先につく紅葉した葉は、大変見ごたえがありますよ。
そこで今回は、「高源寺の紅葉2023見頃の時期や混雑状況は?駐車場やアクセスも解説」と題して、高源寺の
・例年の紅葉の色づきはじめの時期や見頃時期、混雑時期
・統計からの2023年の6~7分以上が紅葉する可能性が高い期間
・拝観時間や場所などの詳細
・周辺の駐車場情報やアクセス
を紹介していきたいと思います。
この記事は約4分で読むことができます。
高源寺の紅葉の見頃時期や混雑状況は?
見頃の時期は?
まずは高源寺の紅葉の見頃の時期についてご紹介します。
見頃の時期は、
・例年通りであれば11月中旬~11月下旬が見頃
・色づきはじめは11月上旬頃
となります。
次に、これまでの紅葉の状況についてご紹介します。
SNSや紅葉の状況を示しているサイトなどで過去3年分の紅葉状況を調査したところ、
・2022年は11月4日~11月17日
・2021年は11月4日~11月8日
・2020年は11月8日~11月17日
までが6分~7分以上が紅葉し、特に見頃という投稿や写真が多くありました。2021年は気候の影響で見頃となる前に落葉してしまった場所があったようです。
重複する期間が見頃となる可能性が高いと考えられることから、2020年と2022年を参考にすると、2023年について統計的には、
・11月8日~11月17日
が6~7分以上が紅葉する見頃時期となる可能性が一番高いでしょう。
ちなみに紅葉の見頃が年によって違いがあるのは、秋に入ってからの気温で色づき具合が左右されるからです。
木の葉は、朝の最低気温が8℃あたりを下回る日があってからしばらくして色付き始めます。
つまり、「夏が暑かった」「夏は暑い日がさほどなかった」などは関係ありません。秋に入ってからの気温に注目しましょう。10月下旬から11月に入ってからの気温を確認することで、例年より早いか遅いか、例年並みかを予想できますよ。
高源寺の紅葉が今がピークで綺麗でした^^#写真が好きな人と繋がりたい#ファインダー越しのわたしの世界#紅葉#高源寺 pic.twitter.com/N0HwepbAhQ
— k (@k99434371) November 16, 2022
高源寺の紅葉の混雑時期は?
高源寺は紅葉の名所で知られているため、周辺は多くの観光客で混雑します。
そのため、土日祝日はすぐに駐車場が満車になるなど、かなりの混雑が予想されます。出かける際はご注意ください。
見頃の時期と照らし合わせると、
・11月11(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)の特に午後(13時~15時)
が混雑すると考えられるため、できるならば避けるほうが無難でしょう。
これらの日に行く場合は、混雑する時間帯をずらすのが有効です。車の場合は特に午前中の早い時間帯、できれば開門時間近くの8時頃に出かけることをおすすめします。
高源寺の詳細について
紅葉の見頃時期についてご紹介しました。次に高源寺の詳細情報についてご紹介します。
高源寺
観賞時間 | 4月~9月 8:00~16:30、10月~3月 8:30~16:30 (閉山17:00) |
---|---|
住所 | 〒669-3821 兵庫県丹波市青垣町桧倉514 |
トイレ | 有り |
料金 | 大人300円、小・中学生100円、以下無料 |
駐車場 | 有り、無料 |
電話番号 | 0795-87-5081 |
紅葉の種類 | イロハカエデ、モミジ、テンモクカエデ |
紅葉の見どころ | 遠谿祖雄禅師が中国から持ち帰った「天目かえで」 |
公式のURLをご紹介します。出かける際は、こちらも参考にしてください。
高源寺の駐車場やアクセスは?
駐車場について
高源寺の周辺には無料の駐車場がありますので、ご紹介します。
高源寺第1駐車場及び第2駐車場
第1駐車場地図
第2駐車場地図
住所 | 〒669-3821 兵庫県丹波市青垣町桧倉514 (住所は高源寺の住所となります) |
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営業時間 | 開門時間に準ずる |
収容台数 | 約100台(第1・第2合わせて) |
料金 | 無料 |
距離 | 第1駐車場:高源寺まで徒歩約6分 第2駐車場:高源寺まで徒歩約8分 |
マップコード | 第1駐車場:347 596 204*25 第2駐車場:347 596 381*85 |
高源寺の公式駐車場です。約100台の収容台数ですが、紅葉シーズンの土日は混雑するため、できる限りピークの時間帯を避けるほうが無難です。
また、場合によってはバス専用駐車場である第3駐車場へ誘導されることもあります。
アクセスは?
高源寺までのアクセスは下記の通りとなります。
車の場合
大阪市(大阪府)方面から
(阪神高速11号池田線) → 池田出口 → 国道176号線 → (中国自動車道敦賀線) → 吉川JCT → (舞鶴若狭自動車道) → 春日IC → (北近畿豊岡自動車道) → 青垣IC → 下道 → 現地
【所用時間】約1時間30分(105km)
神戸市(兵庫県)方面から
(阪神高速32号新神戸トンネル) → 箕谷JCT → (阪神高速7号北神戸線) → (六甲北有料道路)→ 神戸三田IC → (中国自動車道敦賀線) → 吉川JCT → (舞鶴若狭自動車道) → 春日IC → (北近畿豊岡自動車道) → 青垣IC → 下道 → 現地
【所用時間】約1時間20分(101km)
電車の場合
JR福知山線「柏原駅」下車、神姫バス大名草行き乗車後、「桧倉」下車、徒歩約10分
まとめ
ということで、「高源寺の紅葉2023見頃の時期や混雑状況は?駐車場やアクセスも解説」と題してご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
内容をまとめると、
- 高源寺の紅葉の見頃は例年通りであれば11月中旬~11月下旬が見頃
- 過去2年(2020年・2022年)の重複した期間でみると統計的には2023年は11月8日~11月17日が6~7分以上が紅葉する可能性が高い
- 11月 11日(土)、12日(日)、18月(土)、19日(日) の特に午後の混雑が予想される
- 収容台数が約100台ある駐車場があり
ということでしたね?
紅葉の名所といわれる高源寺で、注目を集めているのは天目カエデです。曲線的な枝ぶり、やや小さめのくっきりした輪郭の葉は、可憐でやわらかな印象を漂わせています。
際立つ優雅さで、毎年多くの人の目を楽しませているのもうなづけるでしょう。今年の秋は、高源寺に美しい紅葉を見に出かけてみませんか。